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最後まで自分らしく生きるために「人生会議」してみませんか?

ことぶきケアマネジメントセンターです

人生会議とは、もしもの時のためにあなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのことです。

 

人生会議を行い、大切な人と共有しておくことで、もしもあなたが自分の意思を伝えられなくなったその時に、あなたの意思を尊重した選択をしてくれるはずです。

人生会議で話し合う内容は、例えばこんな感じです。

*大切にしていることは何ですか?

  例:家族のそばにいること、仕事が続けられること、好きなことができることなど

 

*これから取り組んでみたいことは何ですか?

  例:運動、旅行、ボランティア活動など

 

*どこで生活がしたいですか?

  例:自宅、施設、医療機関など

 

*あなたの代わりに意思表示してくれる人は誰ですか?

  例:配偶者、子供、孫、専門職など

  

人生の最終段階の医療を選ぶとき、本人の意思が確認できない時は、大切な人の負担を軽くするためにも、事前に希望を伝えておくことが大切です。

*可能な限り延命治療を受けたい(心肺蘇生、人工呼吸器、中心静脈カテーテル、胃ろう・鼻腔栄養 など)

*延命よりも、痛みや苦しみを取り除く医療をしてほしい

*治療を受けて、それから考えたい

 

 

人生会議を行うことは、強制するものではありません。

話し合いたいと思った時に話し合うようにしましょう。

かかりつけ医や、看護師、ケアマネジャーやヘルパーなど、専門スタッフにも相談してください。すぐに結論が出なくても考えが変わってもかまいません。

何度でも繰り返し話し合うことが大切です。