仁寿会 総務部です
2022年2月にハト攻防戦をブログ記事にし、
”to be continued..."
などと書きましたが、まさか本当に続きを書く羽目になるとは。
鳩除けネット設置後、デイケアスタッフと協力し見回りもしていましたが、鳩には当然、平日も日曜も関係なく・・・
せっかくきれいに掃除してもらったのに、ネットを張った場所以外に着々と増えていく鳩フン。
巣を作っている様子はないものの、手をたたいても、ビニール袋の破裂音にもびっくりしなくなり、屋上を悠々と歩きまわる鳩さん。
く、くやしい…
年度末の業務の忙しさも手伝って、私たちはあきらめの境地に入りかけていました。
しかし、春になり子育ての季節がやってきたとたん、本当に少しの隙間を見つけて巣作りの兆候が…!!
やばい!!
鳩さんが集めかけていた雑草(きれいに丸まっていました)を片付けたあと、隙間を緩衝材で埋めて入れなくして応急処置をして、鳩ネットを設置してくれた業者さんに至急調査を依頼しました。
やはり、一度巣づくり・子育てをした経験のある鳩の帰巣本能はかなり強いとのことで、費用は掛かりますが屋上全体をネットで覆う工事を依頼することになりました。
全体の寸法調査後、超特急でネットを作成していただき、5月の中旬に工事を決行。鳩フンだらけの屋上を再度洗浄してもらい、鳩除けネットを張りめぐらせる工程は3日で無事完了しました。
今回の対策は以下の通り。
●屋上を覆うネットの網の目サイズはハトがその上を歩きにくいように大きめ、でも入れないサイズに。
●非常用の避難スロープへの出入り口も格好の鳩侵入口になっていたので、人間が出入りできるようなネットの張り方を。(鳩は入れないようにクリップで開口部を閉じています)
●一度巣を作りかけた非常スロープの階段下にもネットをつけて侵入防止。
ネットを全体に張ったことで屋上に圧迫感が出るかなぁと心配していましたが、網の目が大きく、黒色だからなのか、あまり違和感なく青空が見えてホッとしました。
鳩除けネットを設置してくれた業者の方も、万一鳩が入り込むと出られなくなることが考えられるので、連絡すればすぐに駆け付けてくれると約束してくれました。
さて、工事完了から半年以上経過した現在、屋上に侵入の形跡(鳩フンと羽)は・・・・なし!
この間何度か、鳩が侵入しているかも…!と、デイケアスタッフから目撃情報が寄せられたこともありました。毎回、黒色ネットのあまりの存在感のなさのおかげで写真では中にいるように見えても実際は外の柵にとまっていただけ、ということが多く、鳩除けネットの威力を感じる日々。
次の春の産卵期を安心して迎えられそうです。
2度の施工となり、思ったより費用が掛かったので懐は痛いですが、
プロの手を借りまくりのハト攻防大作戦、きっとこれにて無事終了です。
きっとね!