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患者様の退院後を見据えて

吉田病院 回復期リハビリ病棟です

Merry Christmas!
Merry Christmas!

回復期リハビリ病棟は、様々な理由により動けなくなった方が再び日常を取り戻すために、重点的にリハビリテーションを行う病棟です。

 

私たちの病棟では、入院当初はベッドから起き上がる、自分でご飯を食べる、トイレで排泄する、というような、健康な状態だと当たり前にできることが十分にできない患者様が多くいらっしゃいます。

私たち看護職は動けない間の日常生活のお世話のほか、動けるようになるための練習も行います。

 

患者様が自分でできる事を少しずつ増やし、退院後の生活でご本人やご家族が困らないような配慮をしてリハビリテーションを進める必要がありますが、それには私たち看護職だけでなく、患者様に関わる各職種間での情報共有が必要不可欠です。

 

 

 

そこで、私たちの病棟では、医師、看護職、リハビリ職、栄養士、ソーシャルワーカーが毎週集まり、患者様についての話し合いを行っています。

 

リハビリ職から「この患者さんはこんな風にバランスを崩しやすいから歩く時には右側に付き添って」と助言があったり、

看護職から「ベッドからの起き上がりが上手くできないのだけど、自分でするにはどういう風にすればいいか」などの相談をしたり。

また「退院してからこの方は家事全般を行うので、リハビリでできるようになりたい動作はどんなものか」等、病棟での入院生活・退院後の生活に活かすために欠かせない情報共有の場となっています。

 

このような話し合いでそれぞれの患者さんに合った方法とタイミングを相談しながら、普段の生活に再び戻っていただくために援助を行っています。