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手洗いマイスター

吉田病院 医事庶務です

初めまして。

入職して2ヵ月のUです。

 

以前の趣味は旅行でしたが、コロナ禍で行けなくなり、最近では地元のお店でテイクアウトを利用したり、体験教室に行ったりするようになりました。

地元でもまだまだ行ったことのない場所が多く、感染対策にしっかり注意をしながら新たな発見をして楽しんでいきたいと思っています。

 

さて、外出後に大切なのが手洗いです。

 

当院では独自に「手洗い検定」を行っていて、手洗いマイスターが検定にあたります。

マイスターとはドイツ語で巨匠や大家という意味があり、職人などの専門的な技術や知識を持っている人、その道を極めた人のことをマイスターと呼ぶそうです。

 (※当院のマイスターは、極めたというと大げさですが、” 手洗いのポイントが身についているスタッフ ” です)

 

検定では、衛生的な手洗い手順を事前に説明や動画を見て練習し、手洗いマイスターに実際に手洗いをしているところをチェックしてもらいます。

 

普段からしている手洗いですが細かい所までは出来ていなかったり、検定という緊張感もあったりで、当日はとてもドキドキしましたが、私も無事合格できました。

 

自分では出来ていると思っていても別の視点から見るとまた違って見えたり気付きがあるので検定があることは良い事だと思います。

医療従事者の基本として大切なのが次の2つ。

●指輪や腕時計などのアクセサリーは外す

●爪は短く切り揃えている

 

そして、手洗いの手順が以下になります。

1. 手全体を十分水で濡らし、石鹸をよく泡立てる。

2. 手のひらを手のひらを合わせて洗い、
  手の甲⇒指の間⇒親指⇒爪の間⇒指先を細かく洗う。

3. 手首も忘れずに洗う。

4. 蛇口のレバーを石鹸のついた手でこすり洗いする。

5. 石鹸を水できれいに洗い流す。

6. (自動水栓でないところでは)蛇口のレバーをすすいできれいにする。

7. 手を軽く合わせて下に向かって振り下ろし、水気をしっかり切る。

8. ペーパータオルやハンカチでしっかり水気を拭き取る。

9. 手の甲や指の間も水気を拭き取って乾燥させる。

 

あらかじめしっかりと手の水分を落とすことで、ペーパータオルも多く使いすぎずに済みますし、ゴミ箱の中でかさばらないようたたんで捨てるのもSDGs的に、また経費節減に大切なポイントです。

 

いかがでしたでしょうか?

自分や周りの人達を守る為にも、外から帰ったらしっかり手洗いを実践したいです。

 よかったら参考にしてみてください。