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エアコン入れ替えました

仁寿会 総務部です

全国的に新型コロナウイルス感染の拡大がいったん落ち着いた2021年の秋、院内空調設備の更新工事を行いました。

本来なら2020年秋に実施していたはずだったのですが、新型コロナウイルスの影響で一斉休校や緊急事態宣言などもあり、通常業務+感染対策を行いながらの工事は無理だと判断し、1年延期することに。

当院の空調設備は季節ごとにスタッフが室内機のフィルター掃除を一斉に行っていて、長いこと頑張って働いてくれていましたが、月日の流れには逆らえず・・・この夏も頑張ってくれましたが、リモコン子機が勝手についたり、消えたりと故障が続き、患者様にもスタッフにもご心配をおかけしていました。

2021年の春、施工会社の担当の方と打ち合わせを再開し、夏季の冷房終了時期を待って、10月中旬から12月にかけて、全館の空調入れ替え工事となりました。

もちろん、入院患者様もいらっしゃいますし、外来診療も通常どおり行いますので、総務部の担当者が毎日のように現場監督の方と打ち合わせをしながら、各部署と調整して支障がないように進めていきます。

・・・と、書けば数行ですが、その日の工事箇所や工事済みの箇所を分かりやすくプロットした図面を1日ごとに作成してくれたり、これからの作業予定を細かく事前打ち合わせに来てくれたりと丁寧な仕事をしてくれた担当者さんたち、作業に入ってくれた各作業のプロの方たちの見事なチームワークと、次々と押し寄せるいろんな支障を調整しまくってくれたうちの総務部長の獅子奮迅の働きで、無事に完了することができました。

また、工事途中、外来患者様・入院患者様、デイケア利用者様、スタッフの皆さんには晩夏の暑さや初冬の急な冷え込みも、服装などの工夫で乗り切っていただき、ご不便をおかけしました。ご協力ありがとうございました。

 

さて、話は変わります。

今回入れ替えた当院の空調は電気とガスのコラボレーション。

適材適所で電気使用量を抑えるエコな空調となりました。

今風に言うとSDGsの環境を大切にする取り組み?ですね。

 

機器の能力自体も年々向上しているそうで、実際に使い始めてみると、同じ温度設定なのになんだかすごく効きがいいような気がしています。新しい機器だからともいえますが・・・

当院の基本的な温度設定は、冷房28℃、暖房18℃。

サーキュレーターを活用している部屋もあり、暑さや寒さが厳しい時期や部屋の向きや用途に応じて設定温度を1~2℃上下調整するようにしています。
近年は夏の暑さが厳しいので、27℃にすることが多くなっている気がします。

今は暖房の季節ですが、次の夏の冷房の効き具合も楽しみです。

今回の工事期間中、エアコン室内機の取り換え作業をしているときにに、空調設備の仕組みや中の構造の説明、お手入れのコツなども教えてもらえて、ためになりました。

加湿機能もついているし、特に冷房時には空調内部に水分が残るのでカビが生えるのはある程度仕方がないことだそうですが、それにしても取り外したエアコン内部の汚れが印象に残りました。

 

今度のエアコン室内機も、自分たちでできる範囲だけはお掃除頑張って、大切に使っていこう!と決意を新たにしました。