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ワクチン接種一部始終 その1~準備編

仁寿会 総務部です

風薫る5月、丸亀城周辺の若葉の緑もさわやかな季節ですが、

第4波で香川県でも急激な感染の広がりが見られ、感染対策にもさらに気が抜けない日々が続いています。

 

そんな中、先日ついに当院にも新型コロナウイルスワクチンの医療従事者優先接種の順番が回ってきました。

配布されたワクチンはファイザー/ビオンテック社のワクチンで、1バイアルで6人分接種できるシリンジが付属していました。

ニュース等で、超低温のフリーザーで保管が必要なことが話題になっていましたが、配送後院内で保管する際にも数日しか冷蔵保存できないので、貴重なワクチンに余りを出さないよう、接種するスタッフの人数調整をして工夫しました。

●ワクチン接種準備●

ファイザーのワクチンは振動に弱く壊れやすいとのことで、手順を確認しながら、かなり慎重に接種用のシリンジに充填していきます。

最初は緊張して手が震えた…というスタッフもいましたが、皆さんさすがプロ。

だんだん慣れて、スピードも上がってきました。

 

準備や接種は、4月中旬から始まっている丸亀市の高齢者集団接種に参加する予定の医師・看護師が日替わりで担当しました。

 集団接種とは規模感は違いますが、院内のスタッフへの接種で一通りの流れを体験して、手順や手技も少し慣れることができたのではないかと思います。

準備も無事終わり、いよいよ接種です。 

その2へ続く。