吉田病院 回復期リハ病棟です
編集注:今回の記事は、昨年中途採用で入職した看護師2名で担当しています。前職の急性期病院での看護とは少し異なる視点で患者さんのケアを行う回復期。患者様としっかり関わって、患者様が回復されていく過程を共有できるのがうれしいことだそうです。
回復期病棟に入院される主な患者様は骨折や脳血管疾患の急性期治療を受けた後、在宅復帰に向けてリハビリテーションを行っている方がほとんどです。
多くの患者様が、
☆起き上がることはできますが、骨折のため足が痛くて力が入らず、歩行するときにふらついてしまう。
☆歩いたり、トイレをしたりすることはできますが、疾患により麻痺が残り手先を器用に使うことができない。
といったように、ある程度のことは自分でできる方が多いです。
少しでも受傷前の状態に戻れるよう病棟看護・介護スタッフだけではなく、リハビリスタッフの介入・情報提供をもとに他職種と連携して患者様への支援を行っています。
医療の現場では、患者様が車椅子を頑張って押して進んでいるにも関わらず、業務に追われるがためにこちらが車椅子を押してしまったり、手を貸してしまったり、患者様とコミュニケーションをとる時間が短かったりと、どうしても医療者中心での介入を行ってしまうこともあります。
回復期病棟ではリハビリに専念できる環境にあるため、患者様にはご自分でできることは行っていただき、患者様のペースに合わせて時間をかけて介入できるのも魅力の1つだと思います。
またスタッフ間の関係も親しみやすく、仕事がしやすい環境…
各職種間の連携もとれて、リハビリを行いながら患者様の回復が目にみえることで患者様・ご家族と一緒に頑張りと成果を喜ぶことのできる、やりがいのある職場です。
今後も、1日でも早く患者様が在宅へ復帰できるようにスタッフ一丸となって支援していきます。